2009年7月25日 号外 (1) 2面へ |
吉田一郎は、市長から支給される政務調査費(年間408万円)を受け取らずに活動しています。 |
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盆栽「枯れていない」 6月議会委 さいたま市 さいたま市が来春開館予定の大宮盆栽美術館用に購入した高級盆栽5鉢の葉や色が落ちるなどしている問題で、樹齢800年のエゾマツ「靖国」(2200万円相当)の葉がほとんど落ちた状態だったにもかかわらず、6月市議会の委員会質疑で市が「枯れている盆栽はない」と答えていたことが15日分かった。 市は「きちんと説明すべきだった」と陳謝したが、「今も養生中で枯れてはいない」との認識を改めて示した。 6月議会に市が出した大宮盆栽美術館設置条例を市議会市民生活委員会で審査した際、吉田一郎議員(無所属)に「枯れてきたり、展示にたえられなくなったりした盆栽はあるのか」と問われたのに対し、所管の文化施設建設準備室長が「現在はない」と答えたという。 市は15日に記者会見し、公表しなかったことを陳謝。「靖国」の葉がほとんど落ちた状態だと公表し、購入直後の昨年1月と15日現在の「靖国」の写真も公開した。 市によると、「靖国」は購入直後の昨年4月、管理を委託していた北区の植木業者から「鉢の中に虫がいる可能性がある」との報告があり、ガの幼虫が十匹見つかり根が食い荒らされていたという。業者は虫を取り除き、回復に努めたが、同6月には3分の1が落葉。同8月ごろから残った葉が緑色から茶色になり、今年4月には全体的に葉が落ちたという。 市は業者が警察に被害届を提出するのを待つとともに、業者への5鉢を含む計12鉢の委託管理を続けるかどうか検討するという。清水勇人市長は15日、同業者を視察。公表しなかったことについて、「業者から回復の可能性があるとのことで公表しなかった。不適切で大変申し訳ない」とのコメントを出した。 【画像でみる】 |
盆栽美術館計画に反対していた無所属の吉田一郎市議は「購入時、市は実際の価値は総額20億円と説明していた。美術館計画を中止にしても、全部売れば建築費を穴埋めできる」と話す。 一方、賛成派の自民党市議団青羽健仁団長は「購入時の評価額は盆器だけで9億円だった。税金の無駄遣いには当たらず、市民にもっとよく説明する必要がある」とした。 だが、美術館を予定通り進める考えの青羽団長も、「盆栽管理のずさんさは杏めない。盆器だけを残し、盆栽は売却しても良いのでは」と新たな美術館の方向性も示唆している。 【画像でみる】 |
本日、下記のとおり.市所有盆栽の診断について.記者発表を行いましたので、お知らせします。
2.場 所 蔓青園 (さいたま市北区盆栽町285) 3.診断した盆栽 「真柏」、「黒松」、「五葉松」、「獅子頭もみじ」、えぞまつ「靖国」の計5点 4.診断者 樹木医2名 (1).塚本 こなみ あしかがアラワーパーク園長(栃木県足利市内) (2).須永 敏明 有限会杜 大成造園(さいたま市見沼区内) 診断結果については、すべで2、3週間あるいはそれ以上かかる予定ですが、 診断結果が出来次第報告いたします。 なお・樹木医では判断しかねる、薬剤・菌などによる影響については、葉と土、根を採取し樹木医を通して独立行政法人森林総合研究所(つくば市)へ検査を 依頼いたしました。 5.樹木医による現時点での診断結果など 披害については、複合的要因よるもので、詳細については、診断結果を待つ ことになります。ただし、本日現在の目視による診断は以下のとおりです。 (1).「靖国」 枯死 (原因については調査依頼済) (2).真柏・五葉松99%蘇生は困難。根、土壌などの調査のため、鉢上げを実施。 (3).獅子頭もみじ・黒松 養生に努め回復を待つ 6.立会者 (1).大宮盆栽協同組合 理事長、副理事長 (2).さいたま市 総務局長、市民局長、生活文化部長、次長、文化振興課文化施設建設準備室長、室長補佐 (3).文化振興事業団 理事長、総務課長、担当者1名
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