2009年1月18日 号外
大宮市役所で 合併以来 8年ぶりに市議会開催を実現!
浦和への一極集中にストップを!「2本部制」への第一歩!予算委で提案し、決定しました!
 8年前に大宮市と与野市、浦和市が合併して、さいたま市となり、市役所が浦和へ移って以来、大宮の街の衰退が顕著になってきました。
「浦和中心・浦和優先」の相川市政の下で、行政や公共投資の浦和への一極集中が進み、大宮の税収で浦和の開発が進められています。「首都圏の北の玄関口」50万都市・大宮は、あたかも浦和の植民地と化してしまいました。
 私は07年春の市議選で、「浦和中心の行政・予算配分の是正を!」「大宮の自治と独立」を掲げて初当選。議会ではあらゆる機会を通じて、浦和への一極集中を批判し続けてきましたが、その一環として、私は旧大宮市役所(現:大宮区役所)での議会開催を提案。予算委員会理事会で了承され、1月23日に予算委員会が旧大宮市役所で開催されることになりました。大宮での議会開催は、実に8年ぶりです!

新都心の市役所は頓挫…このままでは「浦和千年王国」
 3市合併の時に結んだ合併協定書では、さいたま市の市役所は新都心を候補地として建設することとし、浦和市役所は「当面の間」使用しているに過ぎません。
 しかし、相川市長は新市役所の建設を一向に進めようとせず、新都心の空き地には「サッカーミュージアム」を建設することで、「新都心には市役所を建てる用地はない」と居直り、市役所をずっと浦和に固定して、さいたま市の「浦和中心」を永久化しようとしています。

旧4市の財政的独立…大宮の税収は大宮の街づくりに!
 さいたま市は浦和への一極集中を進めるべきではありません。大宮・浦和・与野・岩槻が、それぞれの歴史と伝統を生かした、連邦制のような連合都市を目指すべきです。
 そして同じく合併によって成立した北九州市の「タッチゾーン方式」をモデルに、合併前の旧4市に財政的独立を含めた強い自治権を与え、大宮・浦和・与野・岩槻からの税収は,それぞれの地域で使う仕組みを確立すべきです。

商工会議所が採用する「2本部制」を、市役所にも!
 その手始めに、さいたま市役所の2本部制(大宮と浦和)を確立すべきです。
 12月議会の予算委員会では、大宮(業務本部)と浦和(総務本部)の2本部制を採用している商工会議所から、「地域に密着したきめこまやかなサービスが可能になる」という、2本部制のメリットが紹介されました。
 旧大宮市役所での議会開催は、「2本部制」実現への第一歩です!大宮住民の皆さんの傍聴をお待ちしています
旧大宮市役所開催概要
吉田一郎は、市長から支給される政務調査費(年間408万円)を受け取らずに活動しています。

HOME | TOP| 市政レポート一覧
inserted by FC2 system